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・みちくさの18・・・なまはげ消防班 |
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雄和芝野地区の「なまはげ行事」がおよそ10年ぶりに復活しました。
「芝野自治会(齋藤利廣会長)」の協議員を務め、地元の伝統文化に明るい丸山進さんの発案に、「秋田市消防団雄和第四分団第三部
(通称:芝野班)」の部長として同地区の消防活動を指揮する檜山茂さんが賛同して実現したもの。
檜山さんは消防団芝野班に協力を呼びかけ、往時と同じ大晦日(2014年)の晩に抜き打ちで雄叫びを響かせました。
目標に定められたのは丸山さん・檜山さん宅の界隈10軒ほど。
かつては「芝野青年会」が担ったこの風物詩の再興を、同青年会の名物会長でもあった両人に託していた家々です。
帰ってきたなまはげは大人たちの歓声と子供たちの悲鳴に迎えられました。
また、年明けして持たれた出初め式後の消防団懇親会では、出席した管轄内の各自治会長がこの芝野班の特別任務に賛辞を贈ったとのこと。
今回は有志のボランティア精神によってよみがえった“芝野のなまはげ”ですが、以前の規模と活気を取り戻すには課題も多く、
檜山さんは周囲の反応を見極めながら一足ずつ完全復活への歩みを進める方針です。
なまはげに出初め式にと、年末年始の消防団芝野班は大活躍が期待されています。 |
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【みちくさ日記】 |
消火が役目の消防団が地域の人々の心に火をつけたんですね。・・・・・・って、ちょっとうまいこと言ったんじゃない?!
・・・・・・こんにちは!みちくさリポーターたまですが、今回は芝野在住で道草教養大学代表の鎌田展禎(ひろさだ)さんにリポートしてもらいました。
一度なくなったものを復活させるのは容易なことではないわけで、立ち上がる人、支える人、受け入れる人たちが
いなければ成り立たんですよ。芝野消防班、素晴らしいです!
そして、なまはげといえば当会の協力団体である男鹿赤神神社五社堂(国指定重要文化財)は、なまはげ伝説発祥の地として知られています。
2年前から始まった赤神神社整備作業(みちくさリポート2・14・16・17)にも関わらせていただいており、なまはげさんがつないでくれた
ご縁を大切にしていきたいと思います。
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