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みちくさリレーは第六走者から第七走者へ!

第六走者の「伊藤工業株式会社」さまからバトンを受け取った
「農業生産法人 有限会社 芝野農興」さまのご紹介です!
秋田市中心部から国道13号線を車で南に走り、空港道路入口交差点を右折、また少し走ると、今回ご紹介する芝野農興さまのホームグラウン
ド・秋田市雄和芝野(しばの)地区がみえてきます。空港道路をはさんで両サイドに広がるあたり一面の田園風景をながめながら、農業生産法人
有限会社 芝野農興 佐々木晃さんにお話をお聞きしていきます。佐々木さんによろしくお願いします。では、まず始めに芝野農興さまについて教
えてください。


芝野農興は、平成9年に約20軒の農家が集まって設立した農業生産法人です。業務内容は、農機具の共同利用、農作業の受託、あとは米や
大豆、野菜の出荷・販売です。当初は農機具の共同利用がメインでしたが、だんだん農家の高齢化が進んできたこともあって、今では、農作業の
受託のほうが多いですね。
初めてこちらの田んぼをみた時、感動しました。惚れ惚れするような田んぼだなあと。ですが、初めから恵まれていたわけではなく、水はけなどの
条件が悪かった土地をこれからの農業を担う若者が大変な思いをしないようにと大規模工事で土地改良をし、やっと現在のような区画整備された
見事な田んぼになった。その土地改良に大きな貢献をしたのがこちらの社長でもある齋藤善悦さんだとお聞きしました。(写真左:竣工記念碑)
しかし、近年、農家の年齢層が上がり、田んぼに手がかけられない農家も徐々に増えてきているそうですね。農作業の受託というのはそういった
方々から自分の田んぼを管理してほしいと依頼されるということですか。


そうです。先ほども言いましたが、農家の高齢化が進んできたこともあって芝野農興でも年々、農作業受託が増えてきています。皆さん、江戸時
代から続く、先祖代々の思い入れのある土地だから手放したくありません。でも実際問題として田んぼを任せられる人がいない、手放してしまうと、
地域ぐるみで実りを迎える喜びもなくなってしまう。そこで芝野農興ではそういった方々の田んぼを受託することで農地を守り、地域をつなげる役目
を果たしていると思っています。農地を集約させる動きも活発になってきているのでこれからはどんどん農作業受託という仕組みが出来上がってく
ると思います。
素晴らしいですね。米は食料としてはもちろん大切ですが、田んぼは季節が感じられる一番身近にあってそこにあるのが当たり前だと思っていまし
たが、当たり前のことやものを守り続けるのがもしかしたら最も
難しいことなのかもしれません。
では、最後に空港道路ブラッシュアップ事業を進めている、道草教養大学
に対する要望などがありました
らお願いします。

要望というわけではないけれど、東京の方々と交流があるそうなので秋に
稲刈り体験などをしてもらったらどうかな。米や農業を身近に感じてくれる
ようになると思うし、やったことなかったら楽しいと思うよ。

ありがとうございます。雄和にいると時折、轟音とともに飛んでくる飛行機
の迫力に驚きます。秋田空港がある田園都市ならでは光景なので稲刈り
をしながら、そちらも体験してもらいたいですね。以上、農業生産法人有限
会社 芝野農興 佐々木晃さんでした。
お忙しい中、ありがとうございました。
次回、「農業生産法人 有限会社 芝野農興」さまからバトンを受け取る第八走者の登場に乞うご期待!
農業生産法人 有限会社 芝野農興(しばののうこう)/秋田市雄和新田字前田72番地/018−886−2920

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